リフォーム詐欺に遭わないために
2026/06/02
「もっと早く相談してくれていれば…」リフォーム詐欺の話を聞いて、思ったこと。
少し前、知り合いのお父さん(70代)がリフォーム詐欺に遭ったという話を聞きました。
突然自宅に業者が訪問してきて、「お宅の屋根、このままだと住めなくなりますよ」と言われたそうです。お父さんは不安になって、そのまま契約してしまった。後から金額を調べてみると、一般的な相場の3倍近い価格だったことがわかりました。
相談を受けたとき、私はすぐにピンときました。これは典型的な手口です。
でも、話を聞いたときにはすでにクーリングオフの期間(8日間)を過ぎていました。弁護士にも相談されたそうですが、書類上の不備はなく、法的には争いにくい状況だったとのこと。そのまま泣き寝入りになってしまいました。
さらに、契約時には「工事後に全額支払い」という話だったのに、途中で「先に半金を」と請求されたそうです。こういう追加の変更要求も、怪しい業者の典型的なパターンのひとつです。
もっと早く相談してくれていれば。もっと早く知り合っていれば。
正直、そう思いました。悔しかったです。
こういう業者は、特に一人暮らしのお年寄りや、家のことを相談できる人が身近にいない方を狙います。「屋根」「外壁」「床下」など、自分では確認しにくい場所を指摘して、不安を煽って即決させる。そして気づいたころにはクーリングオフ期間が終わっている。
悪質なのは、工事そのものはちゃんとやる場合もあることです。だから「詐欺だ」と証明しにくい。価格が高すぎる、というだけでは法的に動けないことも多い。
こういう業者に負けないために、私たちにできることがあると思っています。
リフォームを検討されている方、または親御さんやご近所の方が突然業者に声をかけられて迷っているという方は、ぜひ一度、地元の工務店や信頼できる業者に相談してください。
「本当に工事が必要な状態なのか」「金額は妥当なのか」、セカンドオピニオンとして見に行くことは全然おかしくありません。弊社にご相談いただければ、現状を確認して正直にお答えします。契約を急かすようなことは絶対にしません。
地域に根ざして仕事をしているということは、お客様とこれからも長く顔を合わせていくということです。一回の工事で終わりではない。だからこそ、まっとうにやることが当たり前だと思っています。
世の中でこういう被害に遭う人が一人でも減るように。そのために私たちが誠実に仕事を続けることが、一番の答えだと思った出来事でした。
不審な訪問販売や突然の屋根・外壁点検の勧誘を受けたら、その場でサインせず、必ず家族や地元の業者に相談してください。 浦田建築工房では、他社からの見積りや工事内容についてのご相談も承っています。お気軽にどうぞ。






















